2009年07月28日
M18A1クレイモア メンテナンスその1
M26A1ハンドグレネードのメンテナンスから、今度はM18A1クレイモアのクリーニング&メンテナンスを紹介していきたいと思います。
ガス圧作動で作動するクレイモアは場所を問わずに設置、作動をします。
4mmホースとカプラーを用意すれば延々とホースを伸ばして50m離れた箇所からの作動や分岐カプラーを使って複数同時作動も可能です。
爆発音も大変大きく、ゲーム時では音とBB弾のシャワーで複数の相手を撹乱させたり、建物の外周に設置して防御陣地の構築も出来、実物と同様にディフェンスに特化しています。
また、このクレイモアを使ってのチーム内の円周防御等の陣地構築のシュミレーターにもなります。
M18A1クレイモアとM60デトネーター。
今回はまず起爆作動の要となるM60デトネーターからクリーニング&メンテナンスをしてみます。

映画でよく登場するクリックタイプのデトネーターでは無く、プルタイプのデトネーター。
このM60タイプはテグス等と組み合わせて、トラップの点火器としても多様されています。

まずはシャフトにあるリングを外し、デトネーター上部を緩めて外します。

インドア、アウトドアといろんなゲームで使い、オイル汚れも大分貯まっています。

M26A1ハンドグレネードと同じようにパーツクリーナー、研磨剤を使ってクリーニング。
オイル汚れも落ち、ピカピカになりました。

デトネーター上の部分。何やら傷が沢山・・・。
これは起爆作動させる時、ついつい力を入れてシャフトを引っ張ってしまうとシャフト中間にあるピンが勢いよくぶつかってこのような傷が出来てしまいます。
シャフトの動きが鈍かったり固くなったりした場合はこの傷が原因にもなります。

こんな時はリューター、丸ヤスリで中のOリングを傷つけないように面取りを行います。

面取りが終わったらデトネーター内のOリングにシリコングリスを吹き、仮組みしてみます。
シャフトがスムーズに動けば問題なしです。

デトネーター下部の底にある注入バルブ部分にもシリコングリスを軽く吹いておきましょう。

最後にシャフトにリングを組み付けたら完成です。ガスを3~5秒注入し、作動するか確認もしておきましょう。

これでデトネーターの一通りのクリーニングとメンテナンスが完了しました。
シャフトの動きが固い時はOリングのオイル切れ、力を入れて引っ張ったりした時に起こりやすいですので注意して下さい。
Oリングが乾いた状態で使っていると表面が擦り切れてガス漏れの原因にもなるので、こまめなメンテナンスは重要なポイントです。
オマケですが、リングが変形したりした場合は市販のリングを使って代用もできます。
パラコードをくくりつけておくとトラップ用に木の枝等に引っ掛けたり、テグスを連結させたり使用の幅が広がります。
次回はクレイモア本体のクリーニングとメンテナンスの紹介です。
ガス圧作動で作動するクレイモアは場所を問わずに設置、作動をします。
4mmホースとカプラーを用意すれば延々とホースを伸ばして50m離れた箇所からの作動や分岐カプラーを使って複数同時作動も可能です。
爆発音も大変大きく、ゲーム時では音とBB弾のシャワーで複数の相手を撹乱させたり、建物の外周に設置して防御陣地の構築も出来、実物と同様にディフェンスに特化しています。
また、このクレイモアを使ってのチーム内の円周防御等の陣地構築のシュミレーターにもなります。
M18A1クレイモアとM60デトネーター。
今回はまず起爆作動の要となるM60デトネーターからクリーニング&メンテナンスをしてみます。

映画でよく登場するクリックタイプのデトネーターでは無く、プルタイプのデトネーター。
このM60タイプはテグス等と組み合わせて、トラップの点火器としても多様されています。

まずはシャフトにあるリングを外し、デトネーター上部を緩めて外します。

インドア、アウトドアといろんなゲームで使い、オイル汚れも大分貯まっています。

M26A1ハンドグレネードと同じようにパーツクリーナー、研磨剤を使ってクリーニング。
オイル汚れも落ち、ピカピカになりました。

デトネーター上の部分。何やら傷が沢山・・・。
これは起爆作動させる時、ついつい力を入れてシャフトを引っ張ってしまうとシャフト中間にあるピンが勢いよくぶつかってこのような傷が出来てしまいます。
シャフトの動きが鈍かったり固くなったりした場合はこの傷が原因にもなります。

こんな時はリューター、丸ヤスリで中のOリングを傷つけないように面取りを行います。

面取りが終わったらデトネーター内のOリングにシリコングリスを吹き、仮組みしてみます。
シャフトがスムーズに動けば問題なしです。

デトネーター下部の底にある注入バルブ部分にもシリコングリスを軽く吹いておきましょう。

最後にシャフトにリングを組み付けたら完成です。ガスを3~5秒注入し、作動するか確認もしておきましょう。

これでデトネーターの一通りのクリーニングとメンテナンスが完了しました。
シャフトの動きが固い時はOリングのオイル切れ、力を入れて引っ張ったりした時に起こりやすいですので注意して下さい。
Oリングが乾いた状態で使っていると表面が擦り切れてガス漏れの原因にもなるので、こまめなメンテナンスは重要なポイントです。
オマケですが、リングが変形したりした場合は市販のリングを使って代用もできます。
パラコードをくくりつけておくとトラップ用に木の枝等に引っ掛けたり、テグスを連結させたり使用の幅が広がります。
次回はクレイモア本体のクリーニングとメンテナンスの紹介です。