2009年08月27日

MP5グリップメンテナンス

今回はMP5シリーズのMP5のグリップの簡単なメンテナンスを紹介致します。
グリップ部分はセレクター、シアー等の作動に必要不可欠なパーツが収まっている部分ですのでしっかりお手入れしておきましょう。

フィールドストリッピングで取り出したグリップアッセンブリー。
MP5グリップメンテナンス

シアー、セレクターバー、コンタクトスイッチ、トリガー等といったメカがぎっしり。
MP5グリップメンテナンス

まず上から見てみます。パーツクリーンをあまりしていないとエンジン部分の汚れ、金属粉や隙間から入ってきた小さなゴミ等が付着したりしてきます。
汚れがある場合はハケや細い筆、パーツクリーナーでキレイに汚れを落としておきましょう。
MP5グリップメンテナンス

セレクターをセミとフルオートの間の位置に合わせると、セレクターを止めている小さなイモネジが見えます。
ここが緩んでいるとセレクターが外れたりしますので、増し締めをしておきます。
あまりにも緩みがひどい時はロックタイト等を塗布しておくと緩みにくくなります。
MP5グリップメンテナンス

とても小さなネジなので、失くさない様に注意して下さい。
MP5グリップメンテナンス

続いてシアーのチェックに移ります。セミオートの調子が悪い、バーストをたまにする、その場合はシアーが削れている場合があります。
セレクターをセミオートにし、後部のコンタクトスイッチを押しながら、引き金を引きます。
通常は写真のようにちゃんと止まりますが、カチンと掛からない場合は以下の方法で修正します。
MP5グリップメンテナンス

この赤くペイントしている面を、小さな平ヤスリで慎重に削っていきます。
ペイント部分の面の下の部分等を削ったりしないように注意して下さい。
少し削っては掛かり具合を見て・・・を繰り返し行いながら、ちゃんと掛かる様になったらシアーの修正完了です。
MP5グリップメンテナンス

シアーの削り修正は間違った部分を削ったりすると、作動に影響しますので、工作作業に馴れている方や銃の内部構造に詳しい方向けの修正加工法となります。
馴れてくると調整が簡単に出来るようになるので、その他シアー関連の調整にも応用が出来ます。




同じカテゴリー(MP5シリーズ)の記事画像
MP5サウンドテスト
MP5A4モデル
MP5パッキン 慣らし撃ち後
MP5ホップパッキン
MP5インナーバレルの簡単な位置出し方法
MP5+ミニグリーンガスレギュレーター
同じカテゴリー(MP5シリーズ)の記事
 MP5サウンドテスト (2010-05-14 23:47)
 MP5A4モデル (2010-02-04 21:19)
 MP5パッキン 慣らし撃ち後 (2009-08-16 00:06)
 MP5ホップパッキン (2009-08-14 02:28)
 MP5インナーバレルの簡単な位置出し方法 (2009-07-23 23:29)
 MP5+ミニグリーンガスレギュレーター (2009-07-21 23:26)

Posted by なお escort  at 23:55 │MP5シリーズ


< 2024年04月 >
S M T W T F S
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
プロフィール
なお escort
なお escort
アクセスカウンタ

QRコード
QRCODE
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 17人