2009年08月21日

M60メンテナンス その2

前回のバレルアッセンブリーから、今回は本体側のメンテナンスに移って行きたいと思います。
エアスイッチやエンジン周りを取外すのに馴れない内は時間が掛かりますが、後述で紹介するコツをつかめば簡単に取外しが行えるようになります。

まずはバレルアッセンブリーを引き抜いた状態の本体。バレルが無いとランチャーにも見えなくも。
M60メンテナンス その2

フィードカバーを開け、後部のストックを外して、エアスイッチに接続されているホースを抜きます。
M60メンテナンス その2

フィードトレイ部分を持ち上げて、エンジン部分をチャンバー側に移動させてエアシャフトをエアスイッチの通る穴から外しておきます。
M60メンテナンス その2

空いたエアスイッチの穴に、長めのプラスドライバーをエアスイッチ内部を傷つけないように差し込みます。
M60メンテナンス その2

写真のような持ち方でプラスドライバーを起点にしてエアスイッチ部分を前に押し出し、内部のロックを解除させます。
M60メンテナンス その2

ロックが外れたら、同じくプラスドライバーを起点にしながら上に持ち上げて引っ張るとエアスイッチ部分が引き出されます。
このプラスドライバーを用いた引き出し方法のコツを掴むと、すぐに取外し、取付が出来るようになり、またエアスイッチのロック部分もしっかり掛けれるようになります。
M60メンテナンス その2

エアスイッチを取外し、スプリングやボルトアッセンブリーを取外して行きます。取り出したパーツはパーツクリーナーで汚れを落としておきましょう。
また、ボルトアッセンブリーのネジの増し締め、緩んでいたりしていないかのチェックもしておきます。
M60メンテナンス その2

インパクトリングのネジもチェックしておきます。
ボルトアッセンブリーとなるエンジン各部のネジはM60のリコイルの反動、衝撃で緩んだりする場合があるので用途に合わせて、ロックタイトやネジゆるみ止め剤を塗布しておくのもよいでしょう。
M60メンテナンス その2

エンジンのクリーン、オイルメンテナンスが終わったら、本体フレーム内部のチェックです。
真鍮の削り粉や細かいゴミが隙間から入りやすいので、パーツクリーナーや細かい筆やハケ等で掃除しておきましょう。
この際に、コッキングレバーを止めてあるネジも緩んでいないかチェックしておきます。
M60メンテナンス その2

フィードカバー裏のピン部分のネジもチェックしておきます。フィードトレイ、マガジン給弾口を押さえる役目も持ち合わせているので、緩んでいるときちんと押さえ込みが出来ない場合があるので気をつけて下さい。
M60メンテナンス その2

ハンドガード、ガスチューブ周り、グリップ周辺のネジの緩みが無いかチェックし、問題が無ければ本体フレームのメンテナンスは大丈夫です。ボルトアッセンブリーやエアスイッチ部分のパッキン類もしっかりオイルメンテナンスをしておきます。

次回は本体の組み付けに入ります。




同じカテゴリー(M60シリーズ)の記事画像
M60リアルパーツ フィードトレイ
M60メンテナンス その3
M60シリーズメンテナンス その1
M60E3アウターバレル組替えモデル
M60E3サウンドテスト
同じカテゴリー(M60シリーズ)の記事
 M60リアルパーツ フィードトレイ (2009-11-05 22:56)
 M60メンテナンス その3 (2009-08-25 01:17)
 M60シリーズメンテナンス その1 (2009-08-20 00:12)
 M60E3アウターバレル組替えモデル (2009-07-11 23:21)
 M60E3サウンドテスト (2009-06-30 23:19)

Posted by なお escort  at 22:33 │M60シリーズ


< 2025年05月 >
S M T W T F S
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
プロフィール
なお escort
なお escort
アクセスカウンタ

QRコード
QRCODE
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 17人