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Posted by ミリタリーブログ  at 

2010年05月29日

アンダーカバーファストドロウテクニック

コンシールドキャリーウェッポンや外部より目立たず銃を携行する際は上からジャケット等といった物を羽織り、第3者や周囲を刺激しない事は都市部や法執行機関関係では大変重要です。
ここでは主にヨーロッパの警察等が用いるテクニックを紹介していきます。



~銃の携行方法~

腰の横~やや斜め後ろにヒップホルスターを配置し、使用する銃に適合したホルスターを使用します。
フリーサイズや安価な物では、銃がしっかり保持されなかったりする場合があるので注意が必要です。

今回使用しているホルスターはイースト.Aのベルトスライドヒップ・シリーズを使用しており、シューティング等に幅広く使用出来るのでお勧めです。

ホルスターを装着し、ジャケット類を自然に羽織っている様に見えていれば問題有りません。
羽織る物の生地が薄い物だと、ホルスターの部位が不自然に生地が盛り上がったりする事もあるので羽織る物に応じてホルスターの位置もしっかり決めておきます。




~ジャケットの跳ね上げ方について~

ジャケットの跳ね上げ方について、親指を使って払う、小指で弾く方法と様々な方法がありますがここでは中指と薬指を使った跳ね上げ方を説明していきます。

薬指と中指で跳ね上げる利点はジャケットの裾を払うように跳ね上げ易い、そのまま銃のグリップを握る動作に移れる、腕の動きが前後方向だけで済む・・・といった様々な利点があります。

特に薬指は指を曲げ伸ばしした状態では他の指より力を入れやすく、微妙なコントロールも行えます。ゴルフクラブのグリッピングやバット類の握りにも同様で、手指を使うスポーツでも重要な部分でもあります。




~一気に跳ね上げるという事について~

ジャケットの裾を一気に左肩に向うように払うように跳ね上げて銃をドロウする、という方法は単純で大袈裟なアクションに見えますが、ESガンファイトスキルのファストドロウ、ターンステップのテクニックが織り交ざっています。

裾を後方に跳ね上げた際に腰の回転、右足を引く動作を行う事により、自身の体を半身にしつつ、自然と体が前傾姿勢に傾き、腕の動作を最小限にしたまま銃をドロウすると同時に素早い射撃に移ることが出来ます。

前傾姿勢時にホルスターも斜め前に傾くのでレースガンの様な自然と素早いファストドロウが可能となります。



また、指を掛ける動作まで横や後ろから見ると通常の状態に比べ、姿勢にほとんど変わりがありません。相手に察知されない事もガンファイト時の重要な要素でもあります。

通常の状態より。


ジャケットの裾に指を掛けている状態。


ジャケットの右裾を後方に跳ね上げ、腰の回転を加えて一気に右裾を左肩まで払います。


そのままホルスターから銃をドロウ、目標を注視したまま素早い射撃が行えます。


~ジャケットの裾を上手く跳ね上げるために~

裾を跳ね上げたはいいけれど、腰やホルスター付近に絡まったりしてしまう事は多々あります。
ジャケットの裾をいかに絡まらないようにするかは至って簡単。

ポケットに少し重たいもの、コインやジッポライターといった小物を忍ばせておくと跳ね上げた際、重みで勢い良く後方に跳ね上がってくれると同時に滞空時間が長くなるので、ホルスターから銃を抜く際にジャケットの裾が邪魔せずに楽に銃を抜く事が出来ます。

これもまたヨーロッパの私服の警官も行っているテクニックの一つです。



エスコート社ホームページ内のESガンファイトスキルにも正面、横、後ろからの写真も掲載されていますので参考に一読しておくのもお勧めです。

アンダーカバーファストドロウテクニックムービー
  


Posted by なお escort  at 01:09ES ガンファイトスキル

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